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↑ 1996年11月に新塗装に変更された後の司令官指定機がアメリカ本国の航空ショーに展示された。現在のF-15C/D型もこの塗装を踏襲している。122nd FSは、2002年にティンダル空軍基地で開催された兵器システム評価プログラム(WSEP)”Combat Archer"で好成績を残したと記録されている。
(F-15A / 77-0067)
(F-15A / 73-0085)
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F-15A/B 122nd TFS / Louisiana ANG
Wings
(F-15A / 77-0071)
↑ 1992年4月に航空ショー(場所不明)で展示された122nd TFSのF-15Aであるが、尾翼のチップラインは無い。この年、部隊名から戦術の"T"文字が無くなり、戦闘機中隊(FS)になっている。
(F-15A/B 1985~2006)
F-4Cのページでもご紹介したとおり、ルイジアナ州ニューオリンズを本拠地とする戦闘機部隊で、1985年にF-4CからF-15A/Bイーグル戦闘機に更新している。イーグルが配備された時は、当時同じくニューオリンズにいた予備役戦闘機部隊第926戦闘機グループ(926th FG → 閉隊)のF-16C/Dと同じように、ニューオリンズの市旗にも描かれた市のシンボル、アイリス(ユリ)の花の紋章を尾翼に描いていた。ルイジアナ州は元はフランスの入植地で、州名もルイ王朝の名前から採られている事は良く知られた事だが、ルイ王朝の家紋もユリの花である。また、ご存じの通りニューオリンズがジャズ・ミュージックの発祥の地であることから、遂にはテールレターに”JZ”の2文字を入れたデザインが採用され、2006年にF-15C/Dに更新された後も、このデザインが踏襲されている。
↑ 1989年8月に撮影された122nd TFSのF-15A/73-0085。尾翼のチップラインは、黄色に白の縁取り、中心にユリの紋章。この翌年1990年にも赤いラインのF-15A(73-0090)が確認されているので、尾翼のラインは赤と黄の2種類が存在していたようである。黄色のラインは、F-15A/73-0089にも確認されているが、上写真の73-0085と共に部隊の中で最も古いイーグルとして”Old lady"と呼ばれていたそうだ。因みに73-0089の方は、引退後エバグリーン航空宇宙博物館に展示されたとある。
第159航空団は、122nd FSの上部組織である。
↑ 1986年12月に撮影されたF-15A/73-0094。機首には赤い白頭鷲にパイロットネームが入っている。
(F-15A / 73-0094)
↑ 1986年7月にVolk ANGBで撮影されたF-15A/73-0107。この機体ルークの58th TTWで使われ、一時は航空団司令指定機でもあった。
(F-15A / 73-0107)